演題数は現在57!あと3日。みんなよろしくお願いします。選挙のお願いのような気持になってきました。
ブログカウントは1700を越えました。ありがとうございます。
第14回イブニングセミナー「論文を読んでみよう・書いてみよう」
渡部泰弘(研修委員長・秋田県立医療療育センター小児科)
第14回イブニングセミナーWG
大野貴子(西部島根心身障害医療福祉センター 脳神経小児科)
奥見裕邦(千葉大学和漢診療科)
亀田誠(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 小児科)
作田亮一(獨協医科大学越谷病院 子どものこころ診療センター)
芳賀彰子(九州大学大学院医学研究院心身医学)
安島英裕(神戸市立医療センター西市民病院小児科)
皆さん、「論文書こうよ!」と言われたらどう感じますか?
私を含めて書き慣れていない人にとって、ちょっとハードルが高いというか…なかなか「書いたとおりでオッケー」なんて事ありませんよね。査読の結果が戻ってきて「これは気づかなかったなぁ!」と頷いたり、「こんな所指摘されるの?」と予想外の内容に戸惑ったり。
若手の先生なら指導医から言われて書いた経験もおありでしょう。しかし小児の心身医学の分野に限って言えば、関わるDrは決して多くありませんから、「心身医学を専門とする指導医から論文の指導を受ける」という事そのものが、特に地方で孤軍奮闘している先生方にとっては現実的には難しいかも知れません。
当然の事ながら、心身医学領域の論文も医学の一分野として「科学的・客観的」でなければなりません。一方、この領域で扱う内容は「データがきちんと得られやすい分野」に比べて必ずしも「科学的・客観的」なデータが得られるとは限りません。まして症例研究ではなおさらです。しかし論文として認められなければ我々の仕事も対外的に評価されず、新しくこの分野に取り組もうとする若いDrを引き込む魅力も生まれませんし、何より客観的にしっかりと評価される仕事をしなければ、この分野全体のレベルアップにはなりません。
そうした意味では、我々の分野で「論文を書く」と言う作業は、医学の他の分野に比べて配慮しなければいけない点があると思います。
イブニングセミナーは元々「会員の臨床実践能力を標準的にレベルアップする」事を目的としているため、過去のセミナーでは臨床的・実践的な話題を取り上げる事が多かったのですが、今回は上記のような理由で「論文」をテーマに取り上げました。
全体の構成としては、大きく二つに分けて
① ミニレクチャー(獨協医大・作田亮一先生)
② グループディスカッション
という流れで計画しています。
ミニレクチャーは当学会の編集委員でもある作田先生から、主に論文を書く上でのポイントについてのお話をしていただきます。また当学会での投稿規定などもご紹介し、学会誌「子どものこころとからだ」の充実にもつなげたいと考えています。
続くグループディスカッションでは、査読経験者・被査読経験者それぞれの立場で意見の交換をしていただけたらいいと思います。「論文初心者」を自認する先生方は、「論文書く時ってこんな事を気にしなきゃいけないのね」という辺りの感覚をどうぞつかみ取って行って下さい。アンケートも予定しています。まとめた上で学会誌に報告書の形で載せ、会員の皆さんに広くフィードバックしたいと思います。
たくさんの先生方が、名古屋の街に繰り出したい気持ちをちょっと抑えて(^_^;)参加して下さるのをお待ちしております。